堀江貴文さんの、『破戒のススメ』を読みました。
2度目を読んだ時に、心に刺さった箇所をハイライトしました(ハイライトは、kindleの機能です)
それについて「自分はどう思ったのか?」を、何回かに分けて書いてみようと思います。
今回は、「モノ」について書いてあった箇所で、心に刺さった文章について、書いていこうと思います。
「なんで、あんなにたくさんモノを持っていたんだろう?」と。持ち物の大部分を捨てた僕が感じていたのは、喪失感ではなく、「身軽になれた」という爽快感だった。
出典 堀江貴文『破戒のススメ』 株式会社実務教育出版 2021年9月30日初版第1刷発行
これは、堀江さんが長野刑務所に収監される直前のことを書いてらっしゃいます。
これを読んだ時に、自分が「モノを捨てたときに感じたことまったく同じだ!」と思ったんです。
「モノ」を捨てるとき、部屋にあった全ての「モノ」と向き合いました。
1本のボールペン、何に使うかよくわからないネジ、1足の靴下、1冊の本、一つ一つ手にとって、これは必要、これは不要と分けていきました。
来る日も来る日もそれを繰り返し、一通り捨て終わった時に感じたことは、まさに、喪失感ではなく爽快感でした。
そして、捨てたことを後悔した「モノ」は一つもなかった。
自由になれた気がした。
長野に旅行に行った時、長野がすごくいいところだったので住んでみたいと思った。
帰りの新幹線で、「モノが少ないと、長野に住もうと思ったらすぐ住めるんだよね…」と友人に言ったことを今でも覚えてる。
「モノ」が少ないと引っ越しも楽だし、「モノ」が少ないと、小さな部屋で十分暮らせるから、家賃も安く済ますことができる。
「モノ」が多いと、「モノ」に縛られて見動きが取れなくなるけれど、少ないと身軽。
そんな経験があるから、堀江さんの言葉には共感しかなかった。
物欲はあってもいいけれど、きちんと自問してほしい。「それは本当に必要なモノか?」と。少しでも答えに詰まったら、それは単なる将来のゴミだ。
出典 堀江貴文『破戒のススメ』 株式会社実務教育出版 2021年9月30日初版第1刷発行
本心から大切なモノ、それは実はそう多くはないと思う。
ぜったい「捨てられないモノ」としてパッと思い浮かぶものは、kindle。
あと、器、宝塚関連は・・・捨てたくない・・・かな・・・
それ以外は・・・
やむを得ず処分しなくてはならなくなっても、仕方ないって思えるかもしれない・・・
大事な人との思い出の「モノ」でも、わたしは処分できると思う。
なぜなら、思い出の「モノ」がなくても、その人と過ごした時間のことは、いつでも思い出すことができるから・・・
「モノ」を捨てる前は、「モノ」がその人とをつないでくれていると思っていた。
「モノ」を捨ててしまうと、思い出まで捨ててしまうような気がしていた。
完全に「モノ」に縛られていた・・・
でも、それは違うと気づいた。
今はずいぶん「モノ」が増えてしまったし、好きなものは増やしてもいいと思ってる。
おもに器ですが・・・汗
それは、今のわたしの生活に潤いを与えてくれている。
「モノ」と向き合ったあの時があったからこそ、自分にとって大事なもの好きなものと、そうではないものに気づけた。
堀江さんの『破戒のススメ』は、その当時の気持ちを思い出したり、また考えるきっかけを与えてくれた。
今回は「モノ」について書きましたが、次回は「お金」について書こうと思います。
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