昨日青山美智子さんの「お探しものは図書室まで」を読み終えました。
いくつかの章に分かれていて、それぞれに主人公がいるのですが、次の章に前の章の登場人物が出てきたり「あの章に出てた人がこんなところに」とか「あの出来事の続きはこうなってたんだ」とか、主人公は変わっても繋がっているところが、上手くできていて面白いなと思いました。
私達の日常でも、全く縁がないと思っている人と、実は知らないところで繋がっているのかもしれないと思ったり。
登場人物達の日常が自分の日常と変わりなく、つらいことが起きて苦しんだり、悩んだり、腹を立てたり、喜んだりしてる姿が自分を見ているようでした。
苦しくなって一緒に泣いたり、心が温かくなったり。
主人公たちは、図書室司書の小町さゆりと出会ったことで自分の内面に目を向けます。
自分と対話をし始めます。
そして前に進む糸口を見つけます。
自分と対話をし始めます。
そして前に進む糸口を見つけます。
私も主人公たちを通して小町さんの言葉に「ハッと」したり、気付かされたり。
日常におきるつらい出来事も、自分の考え方次第で見え方が違ってくるのだと、あらためて思い出させてもらいました。
コメント
どう感じられたのか気になっていたのでしっかりと本の感想を書いて下さり嬉しいです。
私も久しぶりに読み返したくなりました。やっぱり本っていいなと感想を読んでいて改めて思いました。
私もいろんな本を読むたびに、本っていいなと思います。
読み返したい本もたくさんあるのですが、新しく読みたい本がありすぎてどうしても後回しになってしまいます。
知識や経験が増えると、以前読んで分からなかったことが分かるようになったり、同じ本もまた違った風に読むことができるので、
読み返すのもすごく楽しいですよね。