葉室麟さんの『蜩の記』を読み終えた。
10年後に切腹を命じられた戸田秋谷と、その監視役のため戸田家に滞在することになった檀野庄三郎。秋谷や家族と過ごす中で、庄三郎は秋谷は無実ではないかと思うようになって…。いつものごとくざっくりな説明だけど、ラスト泣けた。家で読んでてよかった。映画になってて役所広司さんと岡田君が出てるのは知っていたから、もう二人のイメージと声が離れなかった。あと数年で切腹とわかっていて、残りの人生どう生きるか。秋谷、立派としか言いようがない。葉室麟さんの本の中に出てくる武家の女性たちの、静かなたたずまいの中にも見え隠れする芯の強さが好きで憧れます。近々映画見てみよう。
さっそく次の本を読み始めました。
凪良ゆうさんの『流浪の月』
初めて読む作家さん。
凪良ゆうさんの『流浪の月』
初めて読む作家さん。
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