知らない方からもらったたくさんの飴とお話し

今日は宝塚を観に行ってきた。

生の舞台は久しぶり。

演目はお芝居『HiGH&LOW－THE PREQUEL－』ショー『Capricciosa（カプリチョーザ）!!』

HiGH&LOWはEXILE主演のドラマ&映画のやつだそう。
見たことないけど、喧嘩ばっかりしてるやつというイメージしかなかったから、なぜそれを宝塚で？と、全然期待してなかったんやけど、期待を大きく裏切って、すごいよかった！

大人数の場面が多くて迫力があったし、映像も使って、1秒たりとも退屈しなかった。

女の子のヤンキーチーム苺美瑠狂←（これでいちごみるくって読むんです）めっちゃ可愛かった！

あの人もこの人も見たいと、目が足りなくてもどかしかった。
また観たいけど、もうチケットがないのが残念…。

幕間に、隣に座ってらした方から、こんなに飴をいただいた。
びっくりした。

公演が始まるまでの間、ずっとお話をしました。

「いつもおひとりでいらっしゃるんですか？」と聞いたら、宝塚仲間が３人いたけど、みんな亡くなってしまったそうで、今は一人で観にきていると。
「自分より若い人の友達もいなきゃだめね」とおっしゃっていた。
なんだか胸に刺さる…。

その方は古希とおっしゃってたんですが、私の母と同じぐらいのお歳…。

そのぐらいの年代になると、周りの人が亡くなったりということも、だんだん増えてくるんだなと思って…。

足が弱くなってきて、階段が危ないからもう２階では観れないということも言われていたり。

自分は今普通にどこの席でも観劇できているから、そんなこと考えもせずにチケット抽選を申し込んでいるけれど、歳をとって足が弱ってきたら、そういうのも考えてチケットを取らなきゃいけないんやな。

その女性、今回の宙組に好きな方がおられるということで、まだしばらくは宝塚を観に来ようと思ってますと言っていました。

公演が終了して、「楽しかったですね」「やっぱりショーはいいですね」などお話をして、飴のお礼を言って、お互い「またいつか」と言って別れました。
穏やかで優しいご婦人だった。
またいつか、劇場で会えるといいな。