武者小路実篤の『友情』再読完了

武者小路実篤の『友情』再読完了。
内容はうっすら記憶してる程度だったんですが、読んでるうちに「ああ、このシーン覚えてる」とか、「この後の展開は確か…」と色々よみがえってきました。
20年以上前に読んだ本ですが、覚えてるもんだ。
本の読み方が浅いと、日々反省の毎日なのですが、結構しっかり読んでたらしい。
あらすじを簡単に言うと、主人公の失恋の話なのですが、そこに至るまでの、主人公野島の心の動きや、野島が好きになる女性、杉子をめぐる周りの人たちとのやり取りが結構ハラハラさせられる。
そしてタイトルにあるように、野島と親友の大宮との友情。
途中から主人公が失恋するのが分かりだすんですが、「何とかならないかな」と思いつつも、「私も野島は選ばんわ…」と思ったり。
1回目読んだ時も多分こう思ったような気がするんだけれど、杉子がどうも好きになれない…。
そしてこれも多分前も思った「野島、頑張れ!失恋を乗り越えて偉くなれ!」最後は彼に同情し、エールを送りたくなって、一緒に泣いた。
友情とは、なんなんだろう…
再読はいい。
「友情」また読み返そう。
今再読してるのが、出口春明さんの「本の「使い方」1万冊を血肉にした方法」
読み返すと新鮮。
最初に読んだ時より少し自分の知識も増えてるから、前回より理解度が高まってる気がする。
こういうのが再読のいいところなんだと思う。

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