楠木新さんの『定年後 50歳からの生き方、終わり方』を読み終えました。
自分と向き合うことの大切さを教えてくれた本だった。
本の前半は、定年した人たちの「生活の変化」「行動」「気持ち」などが書かれていて、自分の定年後それが全部当てはまるわけじゃないだろうけど、不安になることが多々あった。
仕事をしていた時間がすっぽりフリーになってしまうので、「その時間をどう埋めていったらいいんだろう」って。
でも後半部分を読み進めるうちに、定年後は人生の第二ステージ、新しいフェーズといってもいいかもしれないと思うようになりました。
会社で働いてるときは、会社という大きい箱の中にある、いくつもの小さい箱の一つに自分がいるというイメージで、自分の役割も決められているし、休みだって決められてる。
好きにやって好きに休みたかったら、箱の外に出なくちゃいけない。
定年後っていうのは箱の外に出た状態なのかなと…。
だから自分で自分の人生をプランニングしていく必要があって。
何をしていつ休むかすべて自分に決定権があって、自分で見つけて、自分で選んで、自分で行動していくことになるんだなと。
定年後楽しい人生を送るために、今から何をしておけばいいのか考えてみました。
「楽しいと思うこと」「興味のあること」をたくさん見つけておく
こういうの、今からやっておかなきゃダメなんだなと思った。
いろんな場所に行っていろんな経験をしておかないと自分が「楽しいと思うこと」「興味のあること」が何かわからないですもんね。
人間関係の構築
これもすごく大事なことだなと思う。
一緒にいてしんどくなるような人はどんどん手放して、大切な人にまっすぐ向きあっていい関係を築いていこうと思った。
足腰を鍛えておく
これは数年前からやってるから、引き続き継続してやっていこうと思う。
定年後の生活にだいたいいくら必要なのかの目安を出しておく
家計の見直しはしつこいくらいやってるけど、定年後を見据えてというのは計算していないから、ここはもうちょっと詰めて考えていかなきゃいけないと思ってます。
なんとなくでもいいから目安があると、これからの家計管理をどうすればいいのかのプランも立てやすい。
定年後お金の心配をして心が穏やかに暮らせないのはきついし。
以上が今からしておこうと思うことです。
また思いついたら追加していこうと思います。
定年後が次のフェーズだとしても今と繋がってるわけだから、今をしっかり楽しんで生きていかなきゃですね。
コメント
結構時間をかけて読破されましたね
そう、待ってるのは幸せな未来。
必要なのは、趣味と友達と美味しいもの。
あと、生きられるだけのお金。
美味しいものはいつも食べられてるようだから問題ないね
にゃんた様
趣味、友達、美味しもの、生きられるだけのお金。
ほんとそうですね。
あとはそこそこ健康であればそれで幸せなんですよね。
定年後が楽しみになりました。
いろいろ教えてくださって、ありがとうございました。