100分で本の内容を読み解いていく「100分で名著」という番組があります。指南役の先生が解説してくれるので、自分で読むには難しくて無理そうな本も、ざっくりとですが、こういう感じの本なんだとわかるので、わりと見ます。今回はフランツ・ファノン『黒い皮膚・白い仮面』の第一回目で、黒人差別の問題をテーマにした本。ファノン自身が黒人であり、黒人差別を自身が体験しています。
世界では、いまだに黒人も含め、人種差別の問題は根深くて、解決することは困難そう。
私にはむずかしい問題だけど、みんなと違う行動、みんなと違う発言をする人を排除しようとするという心理?行動?は日常にもよくあるなと思います。
更科功さんの「若い読者に贈る 美しい生物学講義」という本を読むと、みんな同じだと生物が滅んでしまうから、人は違って当たり前。そのことがよくわかる。
ブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」という本にも、多様性について書いてあったなぁ。
人は違って当たり前、肌の色が白くても黒くても黄色くても、みんなホモ・サピエンスという種なんだということは、心に留めておこう。なんてあらためて思った休日でした。
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