森鴎外『山椒大夫』と購入本
人買いにさらわれ、山椒大夫に売られた姉弟の話です。
前回の高瀬川のときも思ったんですが、読んでいると、物語から出る空気が体を纏っているような感覚になるんです。それは、あまり気持ちのいい空気ではないんですが…
あと、すべての登場人物がというわけではないんですが、得体のしれない怖さがあって、背中がぞぞっとするんですよね。
ほんと怖いんです…。
ほんと怖いんです…。
高瀬川では、足るを知るということを考えさせられたし、山椒大夫は、危険回避の教えがあると思うし、また、たゆたいながらもすべてを受け入れ、流れに身を任せる生き方を見たような気がします。
表現するのが難しい…。
山椒大夫はすぐに読み終わるなと思っていたので、土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』のサンプルをダウンロードして昨日読み、とても興味を持ったので買おうと思ったのですが、今日『土井善晴のレシピ100 料理がわかれば楽しくなる、おいしくなる』を買ってしまいました。
基本をおさらいしてみたくなって。
料理本買ったのいつぶりだろう…。
楽しみです!
楽しみです!
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